ボランティア -みんなの体験談 このジャンルに投稿する

中村 麻祐子

さん

ボランティア活動の良さについて

国/地域名:東京都/府中市
期間:大学1・2年次

内容:学園祭のごみの減量化 プラスチックコップの貸し出し リサイクル市  リサイクルセンターの見学
全国大学生環境活動コンテストへの参加 など
大学名:東京農工大学
学部:農学部  学年:3年

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 「ボランティア」といわれて「そんなことやったっけ?」と思いました。というのも、私たちの行っていたごみダイエットNOKO(ごみダイ)の活動は、ボランティアでやっているという意識が全くなかったからです。
少なくとも私自身はどうしたらごみが減るのか、どうしたら環境問題について意識を高められるかという思いを、活動として表現できることがとても楽しくて、活動をするほど新しい案が涌いてきて、目標にむけて前進していくことに充実感を感じていました。
この活動を共にした仲間たちは、大変でありながらも、みな同じように充実した経験や人のつながりをつくることができたのではないでしょうか。
私たちの活動は、主に学園祭でのごみを減量することです。
生ごみは大学の堆肥化装置に入れて堆肥化し、割り箸、紙コップといた普段は無分別のものも、リサイクルや再資源化ができるものは分別して回収業者に送ります。
また、模擬店では、生分解性の非木材紙トレーを使用してもらい、大学の農場で土壌還元します。
学園祭では非常に多くのごみが排出されます。
学園祭が盛り上がれば盛り上がるほど、人が多ければ多いほど、その量は多くなり、また分別もいい加減になります。
私たちは、来場者や模擬店に対して、分別方法や生ごみの排出方法などを適切に促し、ごみを回収します。
定期的に回収した生ごみを、リアカーで農場へ運び堆肥化装置へ入れますが、水分を含んだ生ごみは重く重労働なうえに、大きいものは包丁で小さく刻み、異物を取り除きながら投入するので手間がかかります。
非木材紙トレーも、農場の穴に埋める際に、異物チェックをしながら、空気が入るよう一枚一枚投入します。
このような作業は非常に大変で、面倒なものですが、それゆえに学ぶことが多いものでした。
約2万枚の非木材紙トレーが農場の穴に投入されると、一面が真っ白なごみの山でした。
しかし、これが来年には土になっていると思うと、半永久的にごみであり続けるプラスチックトレーは使いたくなくなります。
何らかの方法を取れば、ごみをもっと減らせるのです。

  今回、改めてボランティアについて考えてみると、ボランティアとはお金はもらえないけど、結果として「give and take」の関係にあるものだと思います。
今回の場合は「やりたくてやったらボランティアだった」という幸せなボランティアでした。
活動中によく「ごみなんか処理してえらいね」と言われましたが、えらいなんて思えなかったし、ごみを減らすことが目標なのだから、処理してやってるんだなんて厚かましい気持ちにはなりませんでした。
むしろ、活動を通じて学んだこと―メンバーや学祭などとのコミュニケーションの大切さ、ごみ処理の大変さ、組織を動かす方法など言葉にできない多くを学ぶことができ、また人脈を広げることができました。
もし、いやいや活動をしていたらこんなに多くの学びはなかったでしょう。

  もし、何かを変えたいとか、やってみたいと思うことがあったら、消極的にならないでちょっと人を集めて、とりあえずやってみてはいかがでしょうか。
意外と何でもできるものです。
そして仲間や関わってくる人からどんどんいいものを吸収して、前に前に活動を進められるものです。
特に、学生のうちは何でもできるんですね。
ちょっとくらい失敗してもいい、失敗しなかったらわからないものが今のうちにわかるんならいいじゃないか、そんな気持ちでチャレンジしたら、結果として「幸せなボランティア」ができるのではないかと思います。
(2004.9)

【体験談提供】東京農工大学 環境サークル ごみダイエットNOKO
【情報提供】エコ・リーグ(全国青年環境連盟)

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