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榊原 朝子

さん

いたずら好きの仲間たち

国/地域名:スイス
期間:2003年8月24日〜9月7日

内容:山の中腹で水路をつくったり、野菜の収穫や宿泊施設の修理など。
参加者:イギリス、スイス、ハンガリー、スペイン、イタリア、フランス、ポーランド、ベラルーシ、日本
大学名:津田塾大学
学部:学芸学部

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 スイスのイタリア語圏に行ったため皆けっこうイタリア語が話せ、全くわからない私は最初全然話せなかった。
だが、ワークキャンプコーディネーターのおじさんがすごく優し気だったので安心し、マイペースでやっていこう!と思った。
トイレは使い方が複雑で最初はびっくりしたし、シャワーも屋外で水だけしか出なかったので、夜にあびるととてつもなく寒かった。
すごく山の中にあって、そういう道を歩きなれていない私は最後になってしまうことが多かったが、親しくなったハンガリー人の子やラトヴィア人の子などにそう言ったら、それ以降ハイキングに行くときも、仕事のときも、すごく気にかけてくれるようになり、どんな時でも必ず助けてくれたので、すごくうれしかったし感動した。
それに、皆と仲良くなるにつれて他の子もいろいろアドバイスをくれたり、絶対にはぐれないように山登りがうまい子の間にいれてくれたりと、すごく助けられた。
そのおかげで、どんどん慣れてきて、だんだんと助けなしで皆と同じペースでどんどん歩けるようになってきた。

 ワークキャンプ中に皆が使っていた言葉に’Tranquillo’という言葉があって、これはイタリア語で’Don’t be upset’とか’Take it easy’という意味なのだが、すごくイタリア人らしい言葉だと思った。
例えば、クッキングチームの子が時間どおりにご飯を作れなくても、クッキングチームの子は全然焦らず、’Tranquillo, Asako’と言われてしまう。
その他の子も’Tranquillo’と言ったりして、すごくペースがゆっくりだった。
仕事は急斜面での労働だったので、けっこうつらいときもあったが、全体的にはそれほどでもなかったと思う。
最後の週の土曜に、自分たちがつくった水路に水を通したときはうれしかった。
仕事中でもいろいろな話をするようにすると、皆と一気に仲良くなれた気がした。
逆に皆、言葉ができるので、できないからといって何も話さないと、どんどん会話が進んでいってしまうし、皆自己主張が激しいので、自分の意見を言うことがすごく大切なんだと実感した。

 ヨーロッパ人ばかりだったので、皆日本のことはほとんど知らず、日本のことを紹介するのもけっこう楽しかった。(スペイン人の子に、日本なんて別の惑星のことのようだ!と言われたりもした)
もう一人の子が、おもちゃやお汁粉を持ってきていたので、それを食べてもらったりした。
それから漢字に興味を持っている子が多くて、帰り際に皆に「漢字で私の名前を書いて!」と言われたりして、漢字を考えるのが大変だったが面白かった。
夕ご飯の後は皆でギターをひいたり歌ったりして、それが毎日すごく楽しかった。
言葉ができなくても皆で楽器を弾いたり歌ったりしているうちに、自然と仲良くなっていった。
  特に仲良くなったポーランド人の子がすごくしっかりした子で、勉強をするのが好きで、すごく全てに対して熱心だし、自分の授業をしっかり考えているのがびっくりした。
あと、彼女と私は同じ国際関係の勉強をしているので、そういうことも少し話した。
何もない場所だったが、皆”cabronada(こいたずら)”を考えていて、楽しかった。
例えば、くつや寝袋の中に栗のいがが入っていてびっくり!なんてことはけっこうあったし、リュックの中に大きな石が入っていたこともあった。
そんな感じで、皆でキャンプを楽しもうっていう雰囲気が私はすごい好きだった。
今回は2回目のワークキャンプで、1回目のワークキャンプも楽しくて良い物だったが、今回も比べられないくらい良いものだった。
ぜひ、又行きたいと思う。
彼らとは今でもe-mailで”cabronada”をやっていて、いつも本当に笑わせてくれる。
(2004.9)

【情報提供】 特定非営利活動法人 NICE(日本国際ワークキャンプセンター)

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