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山浦 早苗

さん

有機農家との交流

国/地域名:山形県新庄市
期間:6月 3日間
内容:他の草取りと有機農家との交流
大学名:ルーサー大学 (アメリカ、アイオア州)
学部:音楽教育学部 1年

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正直いって私は新庄ツアーにいくまで全く有機農業に興味がなかった。
いとこの舞ちゃんに誘われなかったら行かなかったと思う。
今回無農薬米、沢の花の草刈に行くというこのツアーに参加したのもはっきりいって暇だったから、そしてちょっと田舎に行ってみたかったからだ。
6月26日、夜10時半に30人近くの参加者を乗せてバスは新宿から山形県の新庄に出発した。
バスの中での自己紹介では有機農業についてとても真剣に考えている人、自給自足に憧れている人、私みたいに全く農業の知識がない人などいろんな人がいてこの人達と3日間過ごすと思うと、とってもワクワクした。
参加者のほとんどは20代で、バスの中は修学旅行に行くみたいににぎやかで楽しい雰囲気に包まれていた。
私も舞ちゃんと、友達になったえっちゃんともう寝てくださいと3回も注意されるまで、好きな本や映画、あと農業についていろいろ語り合った。
なんだか楽しくて興奮してなかなか眠れなかったけど、気がついたら朝になっていて窓の外は青々とした田んぼが広がっていた。
あぁ随分と遠くに着たもんだ。
出発したときは周りはビルだらけだったのに。
バスから下りると朝の澄んだ空気をたっぷり吸い込んだ。
う〜ん、やっぱ空気がきれいで、気持ちが良い。
田んぼに入る前に、農家の方が稲と雑草の違いを説明してくれた。
稲のほうが緑の色が濃くて、しゃんとしてた。
そしていよいよ田んぼに入ることなった!
私はそーっとつま先を田んぼにつけ、ゆっくりずぶずぶと足を沈めた。
無農薬の田んぼの泥は肌にもとても良いらしい。
確かに泥はとても滑らかでとろとろしていてとても気持ち良かった。
出来る事なら足だけじゃなくて、全身浸かりたいぐらいだった。(天然泥パックで全身すべすべになるに違いない!)
おっかなびっくりと私は雑草を抜き、そして田んぼに苗を植えていった。
ひえ(雑草)と稲の違いを説明はしてもらったものの、やっぱり区別がよくつかなくて隣の人とこれ雑草だよね?
とか確認しながらやった。
そんな訳で私たちは任された稲三列の間を分速4mぐらいでゆっくりと進んだ。
農家の人は私達の3倍ぐらいの速さでさっそうと草を刈り、進んでいった。
草刈は楽な仕事ではない。
長時間中腰のため、腰はきしきし言い出す。
しかし弱音を吐く人は一人もいなかった。
腰の痛みは回りの人達といろいろおしゃべりしたり、一緒に歌ったり(トトロの散歩など)したおかげで頭からはなれ、すごく楽しく作業できた。
そして終わったときのあの達成感と充実感!!
雑草がところどころ生えていた田んぼが私達の3時間の労働で散髪し終わったあとみたいにきれいさっぱりした。
う〜ん頑張ったかいがあったなぁ。
そして待ちかねたお昼ご飯!
あの時食べた沢の花のお握りは一生忘れないだろう。
お米一粒一粒が輝いていて、とてもふっくらとしていた。
久しぶりにお米をじっくり味わった。
はっきりいって私は有機農業の事など全く知らない。
でもやっぱり体はとても素直で自然の力でそだった物(この場合は沢の花のおにぎり)を喜んで吸収する。
味わい深いおにぎりをかみしめながら、今度買い物に行くときは4つで128円のトマトのかわりに2つで100円の有機農法のトマトを買ってみようと思った。
(2004.9)

【情報提供】 国際青年環境NGO A SEED JAPAN


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