ボランティア -みんなの体験談 このジャンルに投稿する

小倉 功

さん

ボランティア活動のススメ

国/地域名:千葉県
内容:大学周辺の小学校において、小学生にコンピュータを教えるボランティアをしています。
大学名:千葉商科大学大学院
学部:政策情報学研究科  学年:修士1年

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ボランティア活動といっても、その範囲は多岐にわたります。
一般にボランティアと呼ばれる行為には以下の4要素が基本的な性格と言われています。
1)自主性・自発性、2)福祉性、3)継続性、4)無報酬性です。
この4要素に当てはまる行為がボランティアと表現されるのであれば、外を歩いているとき、落ちている空き缶を拾ってゴミ箱に入れる行為もボランティアに包含されます。
電車でお年寄りに席を譲る行為もボランティアに包含されます。
さて何が言いたいのかというと、私の考える「ボランティア」は、自分ができる『何か』を、利他的に行動をすれば全てはボランティア活動と言っても良いということです。
ここで、私のボランティア体験に話を転回いたしますと、私は幼稚園の頃から父親の職業の関係でパソコンに触れる機会が多くありました。
そこで私は、私のできる「何か」、すなわち子供達にパソコンを教えるボランティアをしてきました。
このボランティアを始める以前にも、同年代の友人や知り合いを相手にコンピュータを教えることはありましたが、小学生にコンピュータを教えるという経験はありませんでした。
しかしながら、小学生相手にコンピュータを教えると、私も気づかなかった変わったツールの使い方を考え出したり、コンピュータを良い意味で壊すために、トラブルシューティングに強くなったりと、私自身の勉強や経験にも転化されたのです。
また、詳細は割愛しますが、上記の活動以外にも、街のゴミ拾い活動や障害者施設でのコンピュータ講習会など様々なボランティア活動をしてきました。
このような活動を通して、私が考えるボランティアの意味というのは、現在のNPOの存在意義と似たような背景を持っていると考えています。
すなわち、利益にならないこと(企業が手を出さないということ)、特定の人にのみ利益が及ぶ行為(行政が手を出さないということ)しかしながら、社会には必要とされているものがボランティア活動として求められるわけです。
そして、活動する人たちは営利以外の『何か』を求めるのです。
「人のために何かをしたい」、「将来の経験にしたい」、「楽しみたい」、「見聞を広げたい」、「ヒューマンネットワークを広げたい」、など、個人個人が営利以外の何かを求めるわけです。
もちろん、その中にはボランティア活動に対して直接的にも間接的にも、非協力的な態度をとられる、もしくは悲観的な意見を言われることがあります。
しかしながら、ノエル=ノイマンによれば沈黙の螺旋状展開(Noelle-Neumann,1974)に陥った社会を変えるマイノリティのHard Core(Noelle-Neumann,1977)の存在を指摘しています。
ボランティア活動も同様で、ニッチな社会の要求に応えたり、小さなムーブメントから社会を変えたりしていくためには、ボランティア活動を通していくことは手段として有効です。
すなわち、「ボランティア」という一人一人ができる「何か」を実行することによって、社会をより良いものに変える礎となるということです。
(2004.10)

Noelle-Neumann, 1974, “The Spiral of Silence−A Theory of Public Opinion,” Journal of Communication, Spring 1974,.
− , 1977, “Turbulence in the Climate of Opinion: Methodological Application of Spiral of Silence, “Public Opinion Quarterly, Vol.41,

【情報提供】エコ・リーグ(全国青年環境連盟)


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