大学院入試
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大学院入試の基礎知識
■法科大学院とは?
大学院は、学部教育を終えてさらに詳しく学びたい人のための場所です。2年間の修士課程と5年間の博士課程があり、その間に所定の単位を取得、論文を執筆して修了となります。学部とは異なり、より専門的で深い研究が要求されます。

<実務に直結する力を −専門職大学院の登場−>
近年、日本の大学院は大きく変りました。2002年11月に改正された「学校教育法」により、大学院の目的として“高度専門職業人の養成”が明確に位置付けられたからです。これまでは研究者のイメージが強かった大学院ですが、実務に直結する教育を目的に大学院の学際化が進んでいます。複雑化する現代社会に十分対応できる人材を養成すべく、今までの“縦割り的”教育も見直されつつあり、様々な学問を横断して学ぶことで、多角的な考え方を身に付けていこうという試みがなされています。
■新しい司法試験とは?
大学院入試では下記のような試験が課されることが一般的です。
外国語試験 ]   [ 専門科目試験 ]   [ 面接・研究計画書の提出
●外国語試験について
外国語(語学)試験は、理系では英語を指定されることがほとんどです。社会科学系・人文科学系では、英語を含む数カ国語から選択するところが多いようです。
実際の外国語試験について見てみると、大学入試のように細かい単語・文法知識などが問われることは、まずありません。試験をする側は「大学院入学後、海外の論文を読む力があるかどうか」ということを知りたいわけですから、長文が与えられ、全文訳・下線部訳・大意要約などを問われる読解試験が基本になります。

【対策のポイント】
大学院の外国語試験対策のポイントとして、「テクニカルターム(専門用語)」の学習が挙げられます。語学が得意な人でも、専門用語の知識がなくては、専門論文を読み・訳すことはできません。そこで、テクニカルタームについては、語学の試験対策上、必須のこととして勉強する必要があります。

●専門科目試験について
専門科目の試験については、「〜について述べよ」「〜について論ぜよ」など論述問題を課すところや、専門用語の用語説明を数百字程度で解答する問題が多いようです。しかし、大学入試のような客観性の高い出題をする大学院もあります。まずは、過去問題を取り寄せて、試験の傾向を知ることが対策の第一歩です。

【対策のポイント】
たとえ社会人・他学部出身者であっても、やはり自分の目指す専門領域に関しては、概論的なレベルの知識習得は必須条件でしょう。専門知識に捉われない時事的・普遍的な小論文試験では、「専門的な勉強がゼロでも大丈夫」と思いがちですが、このような場合でも、「○○の専門を目指す者ならば当然答えられるべき」といった解答が求められていると思われます。
適切な教科書や参考書等を使って、専門科目の基礎知識は必ず身につけておきたいところです。

●研究計画書について
多くの大学院入試において面接試験のコアとなる「研究計画書」は、事前の出願書類の中に含まれていることがほとんどです。この研究計画書は、大学院に入ってから研究するテーマおよび研究内容の概要をまとめたものです。研究計画書は、今までどの程度勉強してきたか、また、研究に対する熱意や論理力・文章構成力などさまざまな能力を推し量ることができますので、合否判定に結びつく重要なものと言えるでしょう。また、面接試験はこの研究計画書について必ず聞かれるといって良いでしょう。
研究計画書を実際に書く際は、研究のテーマ、研究の動機(自分がその研究をするに至った背景や経緯)、研究の目的、研究の内容をまとめ、最後に参考文献を載せるのが一般的です。。

【対策のポイント】
研究したい問題に関連する著書および論文を収集し、多くの文献資料にあたる。
具体的かつできるだけ範囲の狭いテーマを選択。(一般論、抽象論、総論は不要)
現在の理論・学説の状況の要約。そのような理論・学説の問題点の指摘。
自分の研究価値を強調しよう。
研究テーマ,研究目的,研究計画,という三段階が基本
研究テーマは「財政構造改革に関する一考察」というように簡潔に一行程度
研究目的はなるべく多くの文献にあったって調べまくる。自分の異見や主張は排除!ひたすら「これだけ勉強しました」というのが分かるようにする。
巻末には必ず参考文献を明記,「著名(または翻訳者名)「書名」(出版社名,19○○年)」が原則。
字数制限がある場合は,必ず守る。参考文献などは字数に含めないのが普通。

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