(1) 私がとった適性試験対策
5月の現行司法試験択一後、6月の適性試験の対策をどのようにしていくべきか悩みました。私は、適性試験は決して得意ではなく、対策のための時間もあまりありませんでした。そこで、入門当時の教材である新・体系マスターDVDの「判断推理」「文章理解」を引っ張りだして視聴しました。これは私にとって、とても効果がありました。ただ、実践の場として、模試を受験すればよかったかなとは思います。また、九大は適性試験の配点も高くないことを考えて以上の対策をしましたが、配点の高い法科大学院を受けられる方は専門の講座を受講された方がいいかと思います。
(2) 私がとった小論文試験対策
小論文試も現行司法試験の論文も、根本で問われていることは変わらないのではないかと私は思います。7月から最終合格ペースメーカー講座で週2時間は必ず論文を書いていたので、特に不安はありませんでした。誤解を恐れずに言えば、法科大学院入試の小論文は、現行司法試験の論文がある程度書ける人であれば、特に不安に思うことはないと思います。その意味で最終合格ペースメーカー講座や新・論文マスターは、法律の勉強もしながら小論文の勉強もできる、一石二鳥の講座だと思います。
(3) 私がとった法律科目試験対策
既修認定試験では、現行司法試験の六教科七科目(民法は二科目)のうち六科目、法科大学院における評定「A(優)」を獲得しなければ既修者として認定されないという厳しいものでした。しかも筆記のみならず口述まで含む5日間の試験ですので、その場だけの「ごまかし」は通用しません。しかし、新・基礎マスターや新・論文マスター等できちんと勉強していれば大丈夫です。私は伊藤塾の講座と教材だけで合格しました。思えば、現行司法試験の2回目の択一失敗から12月の既修認定試験まで、最終合格ペースメーカー講座を文字通りペースメーカーとしながら、基本六科目を何回か繰り返し復習したのが実力アップにつながったのだと思います。最終合格ペースメーカー講座では、2003年度法科大学院入試の問題が取り上げられることも多く、大変有益な講座でした。九大の既修者枠を目指すのであれば、できるだけ早くスタートを切って、新・基礎マスター、新・論文マスターを終わらせることをお薦めします。そしてその後は何回も繰り返し復習し、講座で得た法知識や理解、論文作成力をより確実なものにすることを心掛ければいいと思います。
(4) 英語対策についてのアドバイス
九大ではTOEIC®テストのスコア提出は任意ですが(ちなみに私は提出しませんでした)、小論文試験の中に英文和訳の問題が含まれていますので、何かしら毎日英語に触れて勘を鈍らせないことは重要だと思います。
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