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第8回 4月の時点で考えること
坪田まり子の就活塾
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お変わりありませんか?3月中旬以降、春とは思えないくらい、寒かったですね。早々と冬のオーバーコートをクリーニングに出してしまい、着るものにお困りの方も多かったのではないかと思います。就職活動は、気力のみならず体力勝負。健康管理も、あなたの実力のうちですよ。
さてもう4月です。思ったより、想像したより、就職活動って大変だと実感している方が大多数ではないかと拝察します。実際に活動してみないと、面接に行ってみないと、その雰囲気や大変さは分からないものです。でも大変だあ!ってボヤいているだけでは何も始まりません。これまでの反省を踏まえて、ここで一旦自分のことを振り返ってみましょう。

(1)あなたの外見はOKですか?

中身よりも敢えて外見からチェックしてみましょう。髪の毛が不自然な色のままの人、派手なメークまたはすっぴん(ノーメーク)の人はいませんか?あなたのスーツはくたびれていませんか?ちゃんとアイロンの折り目はついていますか?ブラウスやシャツの襟元も乱れなくピシッとしていますか?指輪やブレスレットをつけたまんま面接に行っていませんか?
なぜこんなことを申し上げるかといえば、身だしなみこそあなたの第一印象だからです。今のこの時期、学生である皆さんが悪戦苦闘しているように、企業だって本音は「どいつもこいつもイマイチ。もっといい学生はいないのか」って、面接の度に思っているのです。以前にも書いたかもしれませんが、今や企業は「可もなく不可もない学生」を採用してはくれません。どの企業も生き残りをかけて他社との競争力強化のために新卒を採用するわけですから、採用の目が厳しくなってあたりまえだと思います。それなのに、私からみても、一生懸命に自分の全てをかけて心底打ち込んでいるように見える学生が残念ながら少ないように感じます。ここのポイントは、「打ち込んでいる」というあなたの内面が、面接官から見て「打ち込んでいるよう“見える”」ことが肝心なのです。心で思っていることをどうやって外に表現したらいいのでしょう。
簡単なことが、外見=身だしなみを徹底的に“社会人らしくする”ということです。現時点で中身に自信のない学生は、おそらく外見もイマイチのはず。まずはそこから改善することが早道です。

(2)自己PRは充分に出来ていますか?

面接の場で、完全に暗記した予期した質問が出された場合と、全く予想だにしなかった質問が出された場合の、学生の表情が違いすぎます。面接官からみてがっかりする瞬間です。暗記したことだけ応えられるような学生は、企業にとっては論外、不要です。社会人になるということは、その企業の一員として世の中に出るということ。そのあなたが名刺をもって社外に出た時に、予想だにしない質問や依頼やクレームをお客様から受けることは日常茶飯事です。そんな時に必要なことは臨機応変に対応できるあなたの能力でしょ。頭がいいか悪いかなんてことよりも、その場に応じた判断力・行動力・問題解決能力が求められます。面接室で質問によっては答えられないあなたの態度は、まさに「この学生は問題解決能力なし」ということしか判断されないというわけです。
そのためにどうするか。
A.改めて自分のとっておきのエピソードをもう2つくらい追加しましょう。客観的な答えよりも、具体的な話であること。そのためにはあなたらしいエピソードがどうしても必要になってきます。
B.面接を受ける企業の情報収集を徹底すること。面接官のもう一つの悩みは、自分達の会社をよく知りもしない学生が、口先だけで無理やりこじつけた志望動機を話すこと。無理やりこじつけたというのは、他の会社でもそのまま通用するような志望動機であるということ。これでは全く面接官の心を動かすことなど出来ません。主観的ではなく、客観的な事実を話すこと。そのためには企業情報をしっかり活かすことがかかせません。

(3)楽しそうに、嬉しそうに面接に臨んでいますか?

これも先月に書きましたよね。面接は“あがってなんかいられない”のです。緊張してあがってしまって頭の中が真っ白になってしまい、どうしよう・・・と思っているうちに15分という限られた面接時間が終わってしまいます。エントリーシート選考の段階で、悔し涙を流している学生も多いはず。だからこそ分かるでしょ。面接に行けるということの嬉しさ、ありがたさを。書類選考や筆記試験よりも、企業は面接時のあなたの対応を重視しています。ぼそぼそ話さないこと。小さな声で話さないこと。ちゃんと姿勢を正し、面接官をまっすぐ見て応えること。こんな当たり前のことすら出来ていなければ、何度面接に行ったところで、全てのチャンスを無駄にするだけです。ドアを開けた瞬間に「本日はお招き頂きありがとうございます」という“気持ち”を面接官に見せましょう。

突然ですが、皆さんは好きな人と一緒にいる時は、応えにくい質問をされても、オドオドせず一生懸命考えてちゃんと応えられるはずですが、あなたはいかがですか。それはなぜでしょう。おそらくあなたが心底相手のことを好きだからだと思います。好きだからこそ、どんな質問でも答えられるのです。面接も同じこと。今日行く面接が、明日行く面接が、“自分が選んだ”“好きな企業”だからこそ、その気持ちさえあれば、聞かれて困る質問なんか絶対にないと思いませんか?分からない時事問題や、社員になってからでないと応えられないような質問なら、正直に「申し訳ありません。分かりません。これから勉強します」って言えばいい。自然体で勇気を出して面接にのぞんで下さいね。

昨日までの自信のない自分を、今日もそのまんまひきづらないこと。今日という日は新しい未来です。反省点をしっかりふまえた後は、明るい気持ちで前進あるのみです。ファイト、ファイト!!

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