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第6回 いよいよ出陣!就職活動マナーその2
坪田まり子の就活塾
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 毎日本当に寒いですねえ。2月だからしょうがないといえばそれまでですが、寒いのがひたすら苦手の私にとっては、雪が降るよなさむーい日はただただ苦手です。雪が降って喜ぶのはたぶん幼い子供だけですよね。でも大学生の皆さんも都会に降る雪を、まだ素敵に思える御年頃でしょうか??

1月の試験も終わり、早いもので2月です。今からやるべきことをまず再確認しましょうね。エントリーシート作成や登録はもちろん、企業研究や自己分析も順調に進んでいますか。人によってペースは違うと思いますが、嫌でつらいと思えることこそ後回しにせず頑張って前に進む努力をしましょう。実は私も人のことは言えません。日々の忙しさに追われ、ついレジュメやテキストの作成が後回しになってしまい、結局直前に書き上げるということが少なくない状況になってきました。反省しています。でも自分のことを棚に上げるわけではありませんが、皆さんの場合は、その準備の進行如何が、結局は面接の結果に直結してきます。毎回よりよい結果を出すためにも、しっかり準備を怠らないようにしましょうね。

さて、今月も先月に続いて、ウエブ上公開講座です。1月号では面接室の入退室を中心に話をしました。今回は面接に入るまでの留意事項につき順をおって解説します。


(1)
訪問日、受付での対応について
<1>

遅くとも20分前には面接会場に入りましょう。
理由は簡単です。受付で名前を名乗る時は、完璧に身だしなみを整え、心の準備も整えた状態でなければなりません。5分前に入ってそれが出来るでしょうか。例えば、その企業を訪問するのが企業説明会に続き2回目であったとしても、面接会場はまた別の場所かもしれません。当該企業が大きければ大きいだけビルの中も複雑で、そこにたどり着くまでに迷う学生も大勢いらっしゃいます。結局事前にトイレで身だしなみを整えられないまま、息をきらしながら慌てた様子で受付に行かないよう心して下さい。第一印象はそこから見られています。


<2>

コートを着たまま、マフラーをしたまま、上着のボタンを外したまま、受付で名乗ることはタブーです。

■ 悪い例  

■ 良い例
 
<3>

受付ではまずはっきりと挨拶し、名前に続き用件までしっかり述べましょう。

■ 悪い例
■ 良い例
(2)

待合室にて

<1>

もちろんいきなり面接室に通される場合もあるはずですが、その日に何名も面接を行う企業の場合は、たいていその場に何名かの学生が待機をしているのを目にするはずです。

他の学生を見て萎縮しないこと。

ポイント:
 その日の面接でいい結果を出せなかった学生の共通点は、まずこの場で自分以外の誰もが“超”優れているように見えて、必要以上に本番で萎縮してしまうことです。もっと自分に自信をもつこと。そして心に余裕をもつことです。周りを見渡し、「私は私」と言い聞かせましょうね。もし良さそうな人がいたら、自分自身をいい意味で比べてみて下さい。身だしなみ、座り方など参考になるはずです。逆にひどい学生がいたら、また自分と比べてみましょう。大切なことは人の振り見てわが身を直すこと。比べて萎縮をする必要は全くありません。自分をもっとプラスにするために比較をするのです。この点は心して下さいね。

<1>

座り方、待ち方はOKですか?

■ 良い例

 ここはくつろぐ場所ではありません。面接前に気を引き締める大切な空間です。他の人の迷惑になるような行動もさけるのが、マナーをわきまえた学生です。

■ 悪い例
ポイント:
  • ドアの開け閉めに気をつける
  • 友達を見つけても、大きな声、学生言葉でしゃべらないこと
  • 灰皿が置いてあっても吸わないこと
  • 面接に関係ないものを出さない、読まないこと
(3)

面接時について

 まだ1月掲載分をご覧になっていらっしゃらない方はすぐにそちらをご覧下さい。1月掲載分にしっかりと説明していますので、ここでは割愛させて頂きます。

(4)

終了時について

この時のあなたの心境によっても、微妙な違いが出てくるのがこの終了時です。そして面接はうまくいったのに、失敗談が寄せられるケースが多いのもこの場面でもあります。面接は面接室を出た時が終わりではなく、その企業が入っているビルを出るまで、見られている・観察されていることを忘れないで下さい。実際に見られていないとしても、最後まで社会人としての緊張感を持つ姿勢でいることが大切だからです。

受付を出るところ、きちんと挨拶 良い例
会社を出るところ、携帯電話で大きな声で話さない 悪い例

ポイント:
  • トイレやエレベーターの中で、その企業や面接官の悪口を言わないこと(どこで誰が聞いているかわかりません)
  • 面接が終わったとたん、身だしなみや態度を崩さないように
  • 廊下や待ち合わせ場所で、携帯電話などで大きな声で話したり一人だけくつろがないこと。他の人の迷惑です
  • 退室時も受付や周りの方にきちんと挨拶をして帰ること
(5)

帰宅してから寝る前までにやるべきこと

 まずは礼状を書きましょう。但しマニュアル通りに書いて出すくらいなら、出す意味がまったくありません。まずは感謝の気持ちを伝えるために書きます。プラス、その日面接で感じたこと、嬉しかったこと、反省点など具体的に述べた上で、その企業にぜひ入りたいという気持ちを伝えましょう。全体的に見て、残念ながらここまで入念にアフターケアをする学生は全体の内の一割にもみたないはずです。しかし確信をもって言えることは、感謝と前向きな心を礼状を通してしっかり伝えた学生の内定率はやはり高いということです。オーバーに言えば、礼状を出した比率と内定獲得率はほぼ同じといえるのではないでしょうか。最後まであきらめてはなりません。“ダメでもともと”って言葉があるでしょう。その日の面接で失敗したからこそ、気持ちを伝えてみませんか?そこまで出来る学生は、後に後悔を引きづらないはずですが、あなたはこの点につきいかが思われますか。

 次に、その日面接官から問われたことをメモしておきましょう。それについてどう応えたか、どう感じたかなども書いておきます。面接が続けば続くほど、その自分メモが貴重なデータとなります。コマメに書いておくことをお勧めします。ささいなことでも何でも書き込んでおきましょうね。


いかがでしたか? 1月分からこの2月分で訪問から面接室、そして企業を出て自宅へ戻ってからのやるべきこと、留意事項を一通りご理解頂けたはずです。ただこれらのことは頭で分かっただけではだめで、実際にご自分で立ち居振る舞い練習も必ず行うことが大切です。面接で緊張しないコツは万全の体制で臨むことです。自分の弱点を一つ一つつぶして改善していくことが新しい勇気につながります。実は私の講座の宣伝になりますが、2月2日(月)から全5回シリーズで自己PR養成講座を大学生協インターカレッジコープ(原宿)で開講します。おかげさまで12月末の時点で定員50名を超え、この講座は締め切りました。面接の前にどれだけ自分に力をつけられるか、そして他の学生と比べ客観的に自分がどう見えるかという体験を事前にしておくことも、あがらないための一つの克服方法です。おかげさまで締め切り後も多数のお申込を頂き、主催者側のご好意により、緊急に3月クラスを開講することになりました。スタートは2月26日(木)からです。この頃は、皆さん、足を使った就職活動の真っ最中であり、心身ともにヘトヘトかもしれませんが、ヘトヘトだからこそ、私のところで日々の疲れを癒し、その日のうちに反省点・改善点を克服し、新しい明日につなげたいと思いませんか?よろしければぜひご活用下さい。

来月はもっと確信に迫り、内定獲得のポイントをお伝えする予定です。ご期待下さいね。

寒い日が続きます。不摂生をせず、常に健康管理をしながら、つらいでしょうが、心身ともに快適を維持して下さいね。面接の前に、あったかいココアやコーヒーやホットミルクを飲んでみて。私の一番のお勧めは、ぜひ砂糖を入れて甘くして飲むことです。甘いものは、脳の活性をよくしてくれるだけでなく、緊張感をも解きほぐしてくれるものですよ。早速この連載を読み終わったあなたも、熱いホットココアを召し上がれ!

以上



<参考>坪田まり子の自己PR向上特訓講座
日時:2004年2月26日〜3月16日の5日間。5日間とも18時〜21時(各3時間)
場所:大学生協渋谷会館
定員:50名
主催:東京インターカレッジコープ
問合先:フリーダイヤル0120−115285 携帯電話からは03−3486−5293


今回参加してくれた二人を紹介します。

田辺孝行くん 國學院大學経済学
部経済学科
内定先「株式会社 第四銀行」

「もともと僕は同学年の学生に比べて、マナーや常識は少し多く持っていたつもり。しかしその常識だけでは足りないことを実際の就職活動で痛感した。人に見られるということ、そして常に好印象を持たれるということは、プラスアルファの意識と特訓が必要かな。あなたも勇気を出してチャレンジしてみて」

安田美紀さん 跡見学園女子大学
内定先「ジャルプラザ」

「マナーに気をつけながら人と接するということは、マニュアルを覚えてそのまま型にはまるのではダメ。臨機応変の対応が出来るためには、マナーは人に対する配慮、心がけと考えたほうがいいですね。そうすれば、きっと自然に振舞えるようになりますよ」


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